こんにちは!サルーテブログ担当部です。
40代は美容の大きな転換点。「なんとなく肌の調子が悪い」「今まで使っていた化粧品が効かなくなった」そんな悩みを抱えていませんか?その原因の多くは、ホルモンバランスの変化にあります。薬剤師の専門知識を活かし、科学的根拠に基づいた「攻めるエイジングケア」で、40代からの美しさを手に入れましょう。
1. 40代の肌変化とホルモンの深い関係
40代女性の肌悩みは、単なる加齢だけでなく、ホルモンバランスの劇的な変化が大きく影響しています。特に女性ホルモンのエストロゲンは、肌の美しさを保つ重要な役割を担っており、その分泌量の減少は肌質に直接的な影響を与えます。

40代で起こる主な肌変化
- コラーゲンとエラスチンの生成量が20代の約60%まで減少
- 皮脂分泌量の低下による乾燥の進行
- ターンオーバー周期の延長(28日→45日程度)
- メラニンの排出能力低下によるシミ・くすみの増加
- 真皮層の厚みが年間約1%ずつ減少
薬学的観点から見ると、40代の肌変化は「生理的老化」と「ホルモン性老化」の両方が重なって起こる現象です。この時期のケアは、従来の保湿中心から「積極的な機能回復」へとシフトする必要があります。

2. ホルモンバランスが肌に与える影響(医学的解説)
エストロゲンの肌への作用メカニズム
エストロゲンは「美のホルモン」と呼ばれ、肌の健康維持に多岐にわたって関与しています。
エストロゲンの作用 | 肌への具体的効果 | 減少時の影響 |
---|---|---|
コラーゲン合成促進 | 肌のハリ・弾力維持 | シワ・たるみの増加 |
ヒアルロン酸産生促進 | 肌の水分保持力向上 | 乾燥・小じわの発生 |
皮脂分泌調整 | 適度な油分バランス | 乾燥肌・敏感肌化 |
血行促進 | 肌色の改善・ツヤ向上 | くすみ・血色不良 |
プロゲステロンとアンドロゲンの影響
エストロゲン以外のホルモンも肌状態に大きく関わっています。プロゲステロンは皮脂分泌を促進し、アンドロゲンは毛穴の開きや大人ニキビの原因となることがあります。40代では、これらのホルモンバランスが不安定になるため、総合的なアプローチが必要です。
3. プレ更年期・更年期の肌変化メカニズム
年代別ホルモン変化と肌状態
【40-45歳:プレ更年期前期】
- エストロゲン分泌量:約20%減少
- 主な肌症状:乾燥の進行、小じわの増加
- 対策のポイント:予防的ケアの強化

【45-50歳:プレ更年期後期】
- エストロゲン分泌量:約40%減少
- 主な肌症状:ハリ・弾力の低下、シミの増加
- 対策のポイント:積極的な機能回復ケア

【50-55歳:更年期】
- エストロゲン分泌量:約70%減少
- 主な肌症状:たるみ、深いシワ、肌質の変化
- 対策のポイント:総合的なエイジングケア
更年期に向けたホルモン変化は個人差が大きく、症状の現れ方も人それぞれです。大切なのは、自分の肌状態を正確に把握し、段階的にケア方法を調整していくことです。
4. 攻めるエイジングケアの基本戦略
従来の“守るだけ”のケアから、肌のコンディションづくりに前向きに働きかけるお手入れへ。無理をせず、肌の様子に寄り添いながら進めるのがコツです。
攻めるケアの5つの柱
1. 機能性成分の積極的導入
レチノール※、ナイアシンアミド、ペプチドなど、美容分野で親しまれている成分を、肌の調子を見ながら段階的に。ハリ・つやのある印象づくりをサポートします。
※レチノールは夜の少量から。日中はUVケアをセットで。

2. ターンオーバー正常化
角質ケアは、肌の状態に寄り添って“やさしく”取り入れます。AHA・BHAなどの配合アイテムは週1回程度の低頻度からスタート。まずは保湿で土台を整え、洗い流すタイプや低刺激設計を選ぶのがおすすめです。乾燥肌・敏感肌の方は無理をせず、合わないときはお休みを。朝は必ず日やけ止めで仕上げてください。
また今後も角質ケアについて詳しい情報を発信していきますね!
※本情報は一般的なスキンケアの考え方です。エイジングケアとは年齢に応じたお手入れのことを指します。お肌に合わない場合は使用を中止し、必要に応じて専門家へご相談ください。

3. うるおいを重ねる保湿
セラミドやヒアルロン酸由来成分など、角層(角質層)までうるおいを届けやすい保湿を重視。しっとり感を保ち、キメの整ったつややかな印象へ。
4. 日中まで見据えたコンディショニング
ビタミンC誘導体・フラーレン・アスタキサンチンを配合したアイテムを日々のケアにプラス。うるおいを土台に、つややかでいきいきとした肌の印象づくりを目指します。肌の様子を見ながら少量から取り入れ、夜は保湿をしっかりしてください。朝の仕上げは、必ず日やけ止めを。
5. うるおいバリアに着目する
敏感に傾きやすい40代の肌には、低刺激設計の保湿を中心に。うるおいを保つことで、乾燥など外的要因によるダメージを受けにくい状態づくりを目指します。
使い方のヒント
- 新しい成分は低濃度・低頻度(週2〜3回など)からスタート。
- 乾燥・ピリつきなど違和感があればいったんお休みし、保湿を優先。
- 朝のUVケアは毎日。
- 基本の順番:化粧水 → 美容液 → 乳液/クリーム → 日やけ止め。
- 心配な方はパッチテストの実施を。
注記:本内容は一般的な化粧品の使い方に関する情報です。エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのことを指します。お肌に合わないときはご使用を中止してください。
5. ホルモンバランスを整える生活習慣
スキンケアだけでなく、生活習慣の改善によってホルモンバランスを整えることも、美肌実現の重要な要素です。

質の高い睡眠の確保
理想的な睡眠パターン:
- 就寝時刻:22:00-24:00の間
- 睡眠時間:7-8時間
- 深い睡眠の確保(成長ホルモン分泌促進)
- 規則正しい睡眠リズムの維持
栄養バランスの最適化
ホルモンバランスを整える栄養素を意識的に摂取しましょう。
栄養素 | 効果 | 主な食材 |
---|---|---|
大豆イソフラボン | エストロゲン様作用 | 大豆、豆腐、納豆、味噌 |
オメガ3脂肪酸 | ホルモン生成サポート | 青魚、亜麻仁油、くるみ |
ビタミンE | ホルモン分泌調整 | アーモンド、アボカド、オリーブオイル |
亜鉛 | ホルモン合成促進 | 牡蠣、赤身肉、かぼちゃの種 |
適度な運動習慣
定期的な運動は、ホルモンバランスの調整と血行改善に効果的です。
推奨運動メニュー:
- 有酸素運動:週3-4回、30分程度(ウォーキング、軽いジョギング)
- 筋力トレーニング:週2回、基礎代謝向上
- ヨガ・ストレッチ:毎日、リラックス効果とホルモンバランス調整
- 骨盤底筋トレーニング:女性ホルモンの分泌促進
40代のための効果的なエイジングケア成分とスキンケア方法
40代のエイジングケアでは、研究によって効果が報告されている成分を、適切な方法で取り入れることが大切です。肌の状態は個人差が大きいため、自分の肌に合った成分と使用法を見つけていきましょう。

注目の機能性成分とその特徴
レチノール(ビタミンA誘導体)
レチノールは、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲン生成をサポートする成分として多くの研究で報告されています。
期待される効果
- 肌のキメを整える
- ハリ感の向上
- 小じわの目立ちにくい肌へ
使用時のポイント
- 夜のみの使用がおすすめ
- 初めての方は低濃度(0.25%程度)から始める
- 肌が慣れてきたら徐々に濃度を上げていく
- 使用期間中は特に紫外線対策を徹底する
ナイアシンアミド(ビタミンB3誘導体)
肌のバリア機能をサポートする成分として注目されており、比較的肌に優しいのが特徴です。
期待される効果
- 肌のキメを整える
- 毛穴の目立ちにくい肌へ
- 透明感のある肌印象をサポート
使用時のポイント
- 朝晩どちらでも使用可能
- 一般的に5-10%程度の濃度で配合されることが多い
- 他の成分と組み合わせやすい
- 敏感肌の方でも比較的使いやすい
ビタミンC誘導体
抗酸化作用があり、コラーゲンの生成をサポートする成分として広く研究されています。
期待される効果
- 肌にハリを与える
- 透明感のある肌印象へ
- 外的ストレスから肌を守るサポート
主な種類と特徴
- APPS:浸透性に優れるとされる
- マグネシウム誘導体:安定性が高いとされる
使用時のポイント
- 朝のケアに取り入れるのがおすすめ
- 3-20%程度の濃度で配合されることが多い
- 製品により安定性が異なるため、保存方法に注意
ペプチド類
肌のハリ感をサポートする成分として注目されており、刺激性が比較的低いのが特徴です。
期待される効果
- 肌にハリを与える
- 表情による小じわの目立ちにくい肌へ
代表的な成分例
- パルミトイル・ペンタペプチド-4
- アルジルリン
使用時のポイント
- 継続的な使用で効果を実感しやすい
- 刺激性が低く、他の成分との併用もしやすい
年代別スキンケアの取り入れ方
40-42歳頃:予防を重視したケア
この時期は将来のエイジングサインを予防することを重点に置いたケアがおすすめです。
朝のケア例
- 洗顔
- ビタミンC配合美容液
- 保湿クリーム
- 日焼け止め
夜のケア例
- クレンジング
- 洗顔
- 低濃度レチノール配合アイテム
- 保湿クリーム
週1-2回のスペシャルケア 穏やかなピーリング成分(乳酸やグリコール酸など)を含むアイテムでのケア
43-47歳頃:より積極的なケア
肌の変化を感じ始めたら、より積極的な成分を取り入れていきます。
朝のケア例
- 洗顔
- ナイアシンアミド配合美容液
- ペプチド配合クリーム
- 日焼け止め
夜のケア例
- クレンジング
- 洗顔
- 中程度の濃度のレチノール配合アイテム
- セラミド配合クリーム
週2-3回のスペシャルケア AHAやBHA配合のピーリングアイテム、フェイスマスクでの集中ケア
48歳以上:総合的なエイジングケア
多角的なアプローチで、より充実したケアを行います。
朝のケア例
- 洗顔
- 高濃度ビタミンC配合美容液
- 複合ペプチド配合美容液
- リッチなクリーム
- 日焼け止め
夜のケア例
- クレンジング
- 洗顔
- 高濃度レチノール配合アイテム
- 成長因子配合美容液
- 修復系クリーム
週3-4回のスペシャルケア 段階的なピーリングケア、集中美容トリートメントでの本格的なケア
安全な使用のための注意点
段階的な導入 新しい成分を取り入れる際は、必ず少量から始めて肌の反応を確認してください。特にレチノールやピーリング成分は、肌が慣れるまで時間がかかることがあります。
肌の状態観察 赤み、かゆみ、刺激感などを感じた場合は、使用を一時中止し、必要に応じて皮膚科医に相談することをおすすめします。
日中の紫外線対策 特にレチノールやピーリング成分を使用している期間は、肌が紫外線に敏感になることがあるため、日焼け止めの使用は必須です。
個人差の理解 効果の現れ方や適切な濃度は個人差があります。自分の肌質や状態に合わせて、無理のない範囲でケアを続けることが大切です。
これらの情報は一般的な知識に基づくものです。肌に関する詳しい相談や、特別な状態については、皮膚科専門医にご相談されることをおすすめします。
7. 年代別ケアのポイント
40代前半(40-44歳)のケア戦略

この時期は「予防」と「早期対応」がキーワードです。
重点ケア項目:
- UV対策の徹底(PA+++以上、SPF30以上)
- 抗酸化成分の日常使用
- 基礎代謝向上のための筋トレ導入
- 質の高い睡眠確保(成長ホルモン分泌促進)
- プレエイジングケア成分の導入開始
40代後半(45-49歳)のケア戦略
ホルモン変化が顕著になる時期。「積極的な機能回復」にシフトします。
重点ケア項目:
- 高機能成分の本格導入(レチノール、ペプチド等)
- 深層保湿の強化(ヒアルロン酸、セラミド)
- ホルモンバランス調整の生活習慣強化
- 定期的な肌状態チェックとケア見直し
- 美容医療との併用検討
8. 40代からの美しさを手に入れるために
40代からの「攻めるエイジングケア」は、科学的根拠に基づいた戦略的なアプローチが成功の鍵となります。ホルモンバランスの変化を理解し、それに対応したケア方法を実践することで、年齢を重ねても美しい肌を維持することができます。
成功のための5つのポイント
- 段階的なケア導入:肌に負担をかけず、徐々にケアレベルを上げる
- 継続的な実践:効果実感には時間が必要、根気よく続ける
- 個別化されたアプローチ:自分の肌状態に合わせてカスタマイズ
- 総合的な生活習慣改善:スキンケアだけでなく、食事・運動・睡眠も重視
- 専門家との連携:薬剤師や皮膚科医との相談を積極的に活用
40代は美容において重要な転換点ですが、同時に「攻めるケア」を始める絶好のタイミングでもあります。今から始めることで、50代、60代になっても美しく輝き続ける肌を手に入れることができるでしょう。
最後にお伝えしたいのは、「美しさは健康から生まれる」ということです。サルーテが提唱する「美しい健康(ウェルネス)」の理念のもと、身体・心・環境・社会のすべてを豊かに整えることで、本当の美しさを実現していきましょう。